面会が出来る霊安室

葬儀会社の霊安室の実態

葬儀社の霊安室は、自社所有のものとそうではないもの、又、面会を可能としている所と、そうでない所があります。

「ご安置可能」としている葬儀社がほとんどですが、自社所有ではない葬儀社もたくさんあります。

自社所有の霊安室がない場合で、ご安置可能としている葬儀社は、主に提携先の斎場や、搬送専門の寝台車会社へ依頼する事が多く、1日当たり〇〇千円~1万円で提供しています。
その安置先のルールは多少違いますが、ほとんどの場合は面会は可能です。

ルールというのは、面会可能な時間帯や、お供えが出来る、出来ないなどの事です。

面会不可の葬儀社にご注意

万が一、葬儀までの間、面会を望まない場合でも、もともと“面会不可”としている葬儀社には注意をしてください。

一部の葬儀社ではありますが、(スペースの問題で)お棺を縦に2段、3段と重ねて安置をしている葬儀社や、倉庫みたいな場所へ安置をしている葬儀社もあるのが事実です。冗談じゃないですよね?

ひどい所だと、寝台車に故人を乗せたまま。というところもあります。

実際に私もそうしている葬儀社をたくさん見てきました。(勤めたことがあるという訳ではありません。長く葬儀業界に従事させて頂いていると、いろんな話が見えます)

これは、提携先の霊安室に預けると葬儀社側の経費がかかるからです。
それでいてお客様にも無償提供ならまだしも、有料提供をしている場合の方が多いという事が予想されます。(お金の問題ではなく、どこにどのようにご安置をしているかの問題ですが)

もし、葬儀社へ故人様を預ける場合でも、最低限どのような場所なのかをきちんと知っておくことは必要です。歯切れの悪い回答でしたら、その葬儀社へは依頼をしない方が賢明でしょう。

消費者様の不安をあおるような事を書いてしまいましたが、同じ葬儀社という名前を語って欲しくない悪徳業者もあるので、ぜひ事前に調べておいて頂きたいです。

公営斎場の霊安室は安心

公営斎場は霊安室を備えている所も多く、これまで述べてきたような心配は絶対にありません。

メリットとしては、安心で、低料金という所があげられますが、デメリットとしては、面会の可能な時間が限られている事や、面会自体を断っている所も中にはあります。また、霊安室が全て埋まっていたり、早朝や夜中に受付をしていない所が殆どのため、その場スグに預ける事は不可能と言えましょう。公営斎場での火葬式、又はお葬式をお考えの方はこれらを踏まえて葬儀社へ相談しましょう。

面会時の服装

面会時の服装の質問が良くあります。華美な服装は避けていれば、黒礼服でなくても全く問題はありません。お供え物が出来る場所でしたら、持参するのも良いでしょう。その預けた先の霊安室の利用ルールを守ってご面会をしてあげてください。

くじら葬祭の霊安室

弊社の霊安室は安心です!と手前味噌な言い方になってしまいますが、弊社の自社所有霊安室であれば何日間でも無償で提供させて頂いております。

火葬場の空き状況やご遺族様の都合により、葬儀が先になってしまう場合でも、安心です。

病院などでお亡くなりになられた後、搬送、ご安置の後にご葬儀の打合せをお聞き頂いた後で依頼をするのかどうかを決められます。このシステムはたいへん好評を得ています。

音声がでます。静かな場所でご視聴の場合はお気を付けください。