死産や赤ちゃんのお葬式の流れ
今回は死産の赤ちゃんについて具体的なお話をしたいと思います。
残念ながら、先天性の病気で出産と同時に死産になってしまう赤ちゃんがいます。先日、旅立ちのお手伝いをさせていただいた赤ちゃんは、すやすやと眠っているようにしか見えない、本当に愛くるしい天使のようなお顔でした。
さて、この記事にたどり着いてご覧になっているかたは、同じ状況、又は似たような状況でお調べになっているかただと思います。
だいぶ前の記事になりますが、その時のお話とは逆に、
今回は出産と同時にお亡くなりになられた赤ちゃんのお葬式について
具体的な流れのお話だけをしようと思います。
病院で医師や看護師の方の説明、事務手続き等の後に
赤ちゃんを自宅につれて帰る準備をします。
その際、葬儀社に病院まで迎えに来てもらい、自宅まで連れて行くという事になります。(*場合によりご自身の自家用車で手の中に抱いて連れて帰ることも出来ます。)
もし、諸事情で自宅につれて行かれない場合は、葬儀社の安置室に寝かせてあげる事も出来ます。
ご安置後、葬儀社とご葬儀の打合せをします。
当社の場合ですが、殆どの場合、ご葬儀というよりは、
一晩、二晩、ご自宅で過ごしたのち、火葬だけを行うかたちが多いです。
その間、火葬日までに出生届けと死亡届を同時に役所に提出をし、
火葬許可証を発行してもらいます。
死亡届は、葬儀社が代行をするところが多いのですが、
出生届けは亡くなった赤ちゃんの名前(氏名)も付けなければならいので、
両親(特にお父さんや親族)に同時にして頂く事が多いです。
火葬許可証が発行されたら、あとはその日を待つことになります。
お棺や骨壺、お線香などの諸道具は私たち葬儀社が用意をします。
自宅では一生懸命話しかけてあげてください。
準備していた洋服や靴、おもちゃもお柩に一緒に入れてあげましょう。
火葬義当日に、お迎えにあがります。ぜひ助手席シートで赤ちゃんのお柩を
膝の上で抱いて行っていただきたいと思います。
ここまでの基本的な諸手数料は5万円を頂いております。
(2022年4月現在¥93,500(税込)頂いております。ご自宅用ご供養セットをプラン追加した為)
宗教者のご供養、水子供養、埋葬等は別途ご相談になります。
その他「葬儀社と分かる車で来て欲しくない」などのご相談にも
柔軟に対応します。どのようなご相談もまずはお話し下さい。
流れや、費用の事まで書かせて頂きました。
“具体的に知りたい”
“パソコンで調べても、大人を前提としている事ばかりで解らない”というかたが
おられるので、今回の記事に至りました。
コメントをお書きください