葬儀屋をキャンセルした時の注意点と発生料金

急死した時

どなたかが急死した場合、慌てて急いで調べた葬儀社に依頼をする場合が多いと思います。

故人の搬送と安置が済んだあとに金額などの折り合いが合わない場合、キャンセルをしても基本的には問題がありません。
キャンセルをして、折り合いの付く葬儀社に変更することも良くあることです。

キャンセル料が発生すると言われる場合もあるようですが、正式な契約書でも交わしていない限り、支払い義務はありません。

納得のいかない場合は最寄りの消費者センターに相談する事も可能です。

しかし、搬送に伴い、すでに使用している実費分は当然のように発生します。

一般の方は搬送料金のイメージは純粋に病院などから搬送先の場所までの料金をイメージされると思います。

しかし実はそれに伴う備品も請求される場合がほとんどなのです。

例えば、

〇ドライアイス(ご遺体保全用)
〇吸水・防水シーツ
〇浴衣(着せ替えが必要だった場合)
〇棺(納棺をしなければならなかった場合)
〇霊安室料(自宅に帰れなかった場合)
〇枕机セット(お線香が出来るようにする)

などがあります。

葬儀社は基本的にキャンセルをされない方向で動いていますのでこれらの備品を使います。

遺族は備品に関しては、「これとこれはいらない」などと前もって言う事が
不可能ですので、キャンセルした後にその高額さに驚いてトラブルになる場合もあるようです。

 

搬送前に概算を聞いておくのも良いでしょう。

そこで注意です。

前述の通り他の葬儀社への変更は可能なのですが、
これまでの実費分が多くかかっている場合は他の葬儀社へ変えた場合、逆に高くつく可能性があります。

他社へ依頼をする場合は、現状がどのようになっているのかをなるべく詳細に伝え、見積りを出してもらいましょう。


音声がでます。静かな場所でご視聴の場合はお気を付けください。