葬儀の受付は誰に頼む!?

受付は誰に頼めば良いのでしょう

お葬式の受付係りはご遺族がどなたかに頼まなければいけません。

基本的には誰に頼まないといけないとか、頼んでは失礼とかいうような事はありません。

故人や喪主の友人関係や町内会の方。ご友人、サークル仲間、又は会社の総務の方など、信頼がおける方であればどなたに頼んでも構いませんし、マナー違反にもなりません。

但し、遺族の中の誰かや直系の親族の方は受付などの係りをする事は避けた方が良いです。葬儀が開式したら、近しい方は席に付き、きちんとご供養をした方が良いからです。

また、葬儀会社へ受付を頼まれるご遺族もおられます。
しかし家族葬などの少人数のお葬式で、参列する方が高齢の方しかいない場合など例外を除き、引き受けてくれない場合も多いです。

これは受付という場所がお香典が集まる、大金を受けとる場所なだけに、難しい部分だからです。

もちろん葬儀会社により、有料(人件費程度)、又は無料で引き受ける事もあります。このような場合は、お香典の中身を確認せず、香典袋と記帳したものにナンバリングをする程度でご遺族に渡すケースが多いと思います。

これは、受付では、本来その場で香典袋を開けてお金の確認をします。
ですが実際にお香典袋にお金を入れたつもりでも、空のまま出してしまう会葬者の方もいます。このような場合に誰もが嫌な気持ちを持ってしまわないようにすることが必要です。

この様に葬儀にはこのようなトラブルも多少ある事ですので、お金を扱う係りの人には信頼がおける方にお願いするのが良いと思います。
直系の親族ではなく、遠い親族の方が一人受付に入っても良いでしょう。
最終的に受付係りのまとめができる人物になるからです。

次回は受付の方法について解説したいと思います。